「概算見積り」って何だろう?

「概算見積り」って何だろう?

Clock Icon2011.08.31

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

こんにちは。松岡です。

今日は、「概算見積り」についてです。
よく、新規のお問い合わせで「○○みたいなアプリを開発したいが、ざっくり概算を教えて欲しい」と
いったお問い合わせを頂きます。

ふと、「ざっくり概算って何だろう?」と考えます。
どのような精度で提示して欲しいのか。
このようなお問い合わせがあった場合、同業他社の営業さんはどうしているのでしょうか。

PMBOKでは、見積の考え方について大きく3つに分けています。
・超概算見積(精度は-50%から+100%)
・概算見積(-25%から+50%)
・確定見積(-5%から+10%)

私は、 この型にはめてお客様にアプローチはしません。
全てのお客様がPMBOKの概念をご存じではないですから。
ざっくり概算が欲しい「理由」をお聞きするのです。

そうすると、
・「開発予算の確保」
・「規模感を知りたい」

などいろいろな目的をお聞きすることができます。
これに合わせて後から当てはめれば良いのです。

予算確保が目的でも決まってないことが多い場合、 リスク(見えていない部分)を大きく
想定する必要が出てきますし、RFPレベルで資料をご提供頂けるのであればより精度の
高いお見積がご提示できる訳です。

我々にとっては当たり前のお話しかもしれませんが、システム開発を行いたいお客様は
全ての方が我々の考えるITスキルや知識をお持ちの訳ではないのです。

ここをどのようにアプローチしていくかが営業の腕の見せ所ですね。
ちょっと自虐ネタかもしれません。

今日はこの辺で...

Share this article

facebook logohatena logotwitter logo

© Classmethod, Inc. All rights reserved.